宇和島伊達の歴史を伝える絵本第3弾が完成し、昨日、その絵本のお披露目会が、宇和島きさいや広場で行われました。
市内にある伊吹幼稚園の園児たちが招待されていて、私が作曲させていただいた、伊吹幼稚園歌を元気よく歌ってくれたそうです。
私は、NHKやあいテレビのニュースで、嬉しく拝見いたしました。
写真は、テレビを写メしたものです。
このプロジェクトは、宇和島信用金庫さんが、
「こどもたちの未来へつなぐ~うわしんNEXT100絵本制作プロジェクト」
として行ってらっしゃるもので、2年前の宇和島伊達400年の記念の年に、第1作目の絵本を制作されました。
その時同時に「おかえり」という曲の制作も支援しださいました。
今回の絵本第3弾は、女性が主人公です!
宇和島藩2代藩主伊達宗利公の長女で、松代藩真田家に嫁いだ豊姫(とよひめ)さんのお話。
豊姫が持ち込んだ一粒のあんずの種がその後広く栽培されるようになり地域の特産品となったことを紹介しています。
今や長野県千曲市は日本一の「あんずの里」となりました。
自分の故郷の歴史・宇和島伊達の歴史をまだまだ知らないのだなあと感じます。
素敵な人物・エピソードがたくさんあるんだろうなあ。
そして自分たちは、そんな文化の中で育ってきたのだなあと今更ながら思っています。
こちらの絵本は、ぜひ長野の方にも見ていただきたいです(^^)
まあるいまあるい、ふんわりした優しい絵が特徴の、うわしんさんの絵本。
宇和島信用金庫さんから無償でいろいろなところに配付されています。
形としても残り、心にも残る、そしてそれを継承していける、そんな素敵なプロジェクトですよね。
うわしんさんの素晴らしい地域貢献、その理念が盛り込まれているものだと思い、私のお気に入りです。
ちなみに、2015年から制作された第1弾絵本・第2弾絵本は、こんな題材です。
第1弾「伊達秀宗公物語~政宗との親子の絆」
第2弾「伊達宗紀公物語~天が赦した長寿大名」
大人が読んでも読み応えのある絵本ですので、是非是非、まずは宇和島市民の皆さんに、故郷のエピソードとして読んでいただきたいです。