「続く未来」ヴァイオリンのレコーディングでした。
7月の西日本豪雨災害後に、故郷宇和島へ帰省し、災害地へ土砂かきのボランティアに行ったり、みかん農家の同級生の家に会いに行ったり、幼稚園の子供達に会いに行ったりしていたこの夏。
「続く未来」という歌を作りました。
土砂でみかんの木やスプリンクラーがなぎ倒され流されてたあのみかん畑を見た時、
「いつ・・・・いつ復活できるんだろう。そもそも復活はできるんだろうか?」
と、ふるさとの人たちがこれから立ち向かっていくであろう困難がどのくらいの量なのかすら見えなくて、私が立ちつくしてしまいました。
災害直後に彼ら自身が
「何が起こったのかわからなくて立ち尽くしてしまった」
と言っていたのですが、
災害直後にその惨状を見たわけでもない私が、実際に被災しているわけではない私の心が立ち尽くしてしまいました。
そして、それでも家族のために、仲間のために前へ進もうとする彼らの姿をみて、
「なんて強いんだろう。大切なものがある人は強いな。」
と涙が出ました。
あんな中でも、子供達の笑顔はきらきらしてました。
大人たちにとって、救いのような笑みや笑い声でした。
彼らの明日に続く未来が輝くものになりますように
と強く強く願いました。
そんな気持ちを込めて作ったのが「続く未来」です。
今日は、宇和島出身の遠藤百合ちゃんにヴァイオリンを弾いてもらいました。
百合ちゃんのヴァイオリンはとても品があり温かく艶があります。
きらきらしてて、「続く未来」に光を注いでもらったみたいでした。
この曲は、宇和島のおかえりプロジェクトメンバー中川奈美ちゃんがリーダーで制作中の西日本豪雨チャリティCDに収録されます。
来月出来上がる予定です。
そして1月20日(日)宇和島での「おかえりコンサート2」でも、宇和島の子供達と一緒にこの曲を歌う予定です。
出来上がったら是非、みなさんに聞いていただきたいです。
百合ちゃんも猫好きということで、猫ちゃんのティーバックでお紅茶を一緒にいただきました。
かわいくて、何度も手に持っちゃうよ、これ。