今夜は、前から楽しみにしていた
KAKUTA presents の「往転」を観劇。
3/1(日)まで下北沢本多劇場で上演予定。
いつ中止になってもおかしくないご時世なので、ぜひ早めに観に行って欲しい公演です。
ご時世的に、人が多く集まるところに行くことを強くは勧められないけど、元気だったら観て欲しい作品です。
「往転」
どの登場人物からも目が離せませんでした。
複雑な心情、その機微を舞台上に滲ませるベテラン俳優の皆様の演技にとにかく釘付けになりました。
入江雅人さんのお声がほんとに素敵。
入江さんと峯村リエさんのやりとりに、小島聖さんと米村亮太朗さんのやりとりに胸が苦しくなりました。
岡まゆみさんと成清正紀くんのやりとりにクスクス。
岡さんのあのテンポ感、すごいなあ。
なりくんとの相性抜群ですねえ。
岡さんの「ひとよ」でのかあちゃん役が私は大好きです。
折り込みチラシに「ひとよ」再再演のお知らせがあって楽しみがまた増えました。
異儀田夏葉ちゃんのキョーレツな登場に毎回爆笑し、
(衣装・ヘアメイク、すごかったな。イギちゃん、あなたのあの爆発的な存在感はなんだ笑。すごいな)
多田香織ちゃん、吉田紗也美ちゃん、
置田浩紳くん、森崎健康くんたち若手俳優の活躍が嬉しくてたまりませんでした。
地味に、ヤダミクが活躍していたのも嬉しかった。
作・演出の桑原裕子ちゃん。
どうやったらあんなストーリーや群像劇的視点感覚や展開が思い付くのだろう。
バラちゃんの頭の中を一度覗いてみたいと毎回思う。
演出している姿も、今回もさぞかし興味深いものだっただろうと思うよ。
それを観たかったよ。
こんな天才が同い年にいてくれることの奇跡よ。
感謝。