昨日は、女優の山口いづみさんの息子さん、俳優の山口賢人くんが出演されている舞台「神様のおしごと」を、六本木の俳優座劇場に見に行って参りました。
観劇前に、いづみさんと、ドラムの松尾明さん、ジャズシンガーのMAYAちゃん、ピアニストの安達朋博くんと5人で素敵なランチをば。
いづみさんが選んでくれるお店はいつも素敵なところばかりです。
行って来たばかりだという、ある写真展のブックを私達に見せようと、重たいのに持って来てくださってたのですが、これがまた素敵なブックでした。
独自の世界、自分が良いと思うものを貫き通す女性たちがたくさん写っていました。
これから先の年の重ね方の指標になるような、そんな勇気をもらえるフォトブックを、いづみさんに見せていただきました。
舞台「神様のおしごと」。
先日、伊勢神宮に行って来たばかりだったので、私にとってはとてもとてもタイムリーな題材でした。
賢人くんは疫病神の役でした。
彼は神秘的な雰囲気を持っているので、ちょっと変わった役でもすごくハマるんですよね。
今回の疫病神、いっちばん最初に登場するのが賢人くんだったんです。
舞台となる神社の境内の大きな木からスーッと表れた疫病神。
透けてしまいそうな儚さと、念の強さ、危うさ、狂気、そんなものを全て感じさせる、素晴らしい演技でした。
いや~、賢人くんめっちゃ素敵だったー。
もう何作も舞台を拝見させていただいてますが、毎回違った役柄、キャラクターなので、ほんとに楽しいです。
次回も楽しみだな。
この作品の中には、素敵な言葉がたくさんちりばめられていましたが、一番心にすーっと入って来たのが、こちら。正確な文言は憶えてませんが、言霊に関することでした。
「人に言った言葉が、自分を形作っていく」
ほんとだあ。
人に言った言葉は自分に跳ね返ってくるって言いますよね。
優しい言葉、いい言葉、非難ではなく温かい指摘の言葉・・・。
やっぱり相手を思いやり、高めて行く言葉を投げかけていかなくっちゃ、と思った次第でした。
他の出演者の皆さんも、個性的でおもしろい人たちがいっぱい出演されていて、大笑いしながら、涙ぐみながら楽しみました。
明日(3/1)が千秋楽だそうです。
最後まで頑張って下さいねー!!