今夜は、三軒茶屋シアタートラムに、大好きな劇団KAKUTAの公演「痕跡」を見に行きました。
今年はなんとKAKUTAが創立20年を迎えるということで、
20周年記念の第1弾公演がこの「痕跡」。
2015年鶴屋南北戯曲賞を受賞した素晴らしい作品です。
深いです。
ちなみに、今回の公演の宣伝映像に、私の曲「渇きの調べ」が使われています。
https://www.youtube.com/watch?v=rxvYNV_bZTM
劇団主宰者であり、脚本家・演出家・女優の桑原裕子ちゃんが書くストーリーは、もう~なんて言ったらいいんだろう。
どんなに最悪な結末が来たとしても、なんだか愛を感じてしまうんです。
なんならその先に光も見させてくれるんです。
本当の人間臭さみたいなところが全ての登場人物に描写として表れていて、どの登場人物にも感情移入してしまう。応援してしまう、共感してしまう瞬間があるんですよね。
どうやったらそんな風に書けるのか、その前にどうやったらあんなストーリー思いつくのか。
いつも思うけど、バラちゃんの頭ん中はパラダイスです。
すごい人。
とにかく20年という月日、家族のように支え合い、時に離れたり、またひっついたりしながら、共に成長してきた仲間がいるって素晴らしいです。
それがひとつの劇団として続けてこられたというこの奇跡。
奇跡のような劇団なんです。
ここの劇団員たち、制作さんたち、スタッフさんたち、たまらなく好きなんです。
「痕跡」
誰もが抱える闇の部分や触れてはいけない何か。
他の人には見せないように隠していた傷跡を思い出さされます。
でも、人間ってやっぱりあったかくて愛おしい。
そう思わせてくれる作品です。
14日(月)まで上演中!
私の大大大好きな劇団!!
みなさんぜひ見に行ってください!!!
20周年を記念して、立派なパンフレットも出来上がりました。
団長の成清正紀くんの写真、かっこいいです。
ナリくん、年齢を重ねた男性のいい味がどんどん出てきてます。
この記念のパンフレットには、私と研人さんも寄稿させていただいてます。
同じく寄稿しているアルケミストのいじりん、こと、井尻慶太くんも同じ回を見に来てました。
そうか。この二人は、近藤芳正さん主宰のバンダラコンチャ「相思双愛」で音楽を担当した二人でもあります。
その作品は、私とバラちゃんとの出会いの作品。
ちなみに、いじりん、バラちゃん、私は、同い年です。
アルケミストのしょうちゃんも。
尊敬する同世代です。
アルケミストも私たちも、KAKUTAの「朗読の夜」シリーズで音楽を担当させていただいてるのですが、同じくそのシリーズで音楽を担当された、フリサトの水本さんもいらしてました。
我々3組が、KAKUTAに関わった音楽家として寄稿させていただいたページがあります。
KAKUTAにラブレターを書いた感じです♡