実家が山梨の桃農家の友達から素晴らしい桃が今年も贈られてきました。
箱を開けた瞬間甘い香りが幸せな気持ちにしてくれました。
ここの桃は特別なのです。
ありがたく今夜さっそく頂きました。
農家の方達が自然と会話をしながら慈しんで育ててくださったものを、私たちは頂いている。
その奇跡を感じます。
同じ桃は二度とは食べられないですものね。
桃と一緒にお母様のご挨拶文が入っているのですが、ジーンとして涙が出てしまいました。
「この桃たちを育てるために、毎年違う自然の現象と向き合いながら、どんな日々を過ごしてらっしゃるのだろう」
と、まだお会いしたことのないお母さんのお顔をいつも思い浮かべます。
このご挨拶文の中に書いてある「孫たち」は、小さい頃から知っている子供達なので、彼女たちの様子が目に浮かぶようです。
誰もが年を重ね、だんだんと、体のあちらこちらをいたわりながら日々の暮らしをしていくことになるのだとは分かっていても、
「来年は今年と同じようにはゆかないと思いますが、元気で桃作り出来たらなあと思っています。」
という言葉に胸がきゅーっとなりました。
すぐに心が父母のところに飛んで行きました。
親にはいつまでも元気でいてほしいと願う気持ちは年々強くなります。
私は子を持ったことがないので、親の気持ちは慮ることしかできません。
注いでくれた愛情を一身に受け今の私があることに感謝しかありません。
同じ桃がひとつとしてないように、同じ親子関係もひとつとしてありませんね。
それぞれです。それぞれ。
頂いた桃を大切に味わいたいと思います。
おかあさま、どうぞ元気で来年も桃作りをしてくださいね。
また来年も、桃でお会いできますように。
あめちゃん、また素晴らしい桃をありがとう!