2019年の大きな出来事の最初は、やっぱり宇和島で開催した
「おかえりコンサート2」でした。
西日本豪雨災害後、半年経ったこの時期、地元の中学生の子供たちと一緒に作り上げました。
子供たちは、自分たちが頑張ることで、笑顔になることで、ふるさとに笑顔を届けたいと、自分たちの実行委員会の名前を
「愛顔お届け実行委員会」
とつけました。
この実行委員会は、宇和島市内のひとつだけの中学校から成り立つのではなく、宇和島市立の6中学校全部が参加した、全国的にも珍しいプロジェクトとなりました。
中心となってくださった城東中学校の山本校長先生(コンサート当時)、大きく被災した吉田中学校の西村校長先生(コンサート当時)のおかげで、子供達が安心して、このプロジェクトに取り組めました。
事前の実行委員会の会議で企画を練り、準備してくれました。
コンサート当日には、午前中は中学生たちのためだけのコンサート、そして午後には一般のお客様が観覧するコンサートを開催したのですが、どちらのコンサートでも、チケットもぎりから、物販、会場設営、案内係、撮影係、午前中の公演は司会まで子供達が務めてくれました。
その愛顔お届け実行委員会が、なんと、
「第23回ボランティア・スピリット・アワード」
の全国表彰式で表彰されたのです!
実行委員長の竹内さんが東京に来て、先日12/22、表彰式に参加されました。
おかえりコンサート2を一緒に作り上げた荻原実紀ちゃんと2人で表彰される瞬間を見届けてきました。
「おかえりコンサート2」で「愛顔お届け実行委員会」として活動したことがきっかけで、地元でのボランティア活動に精力的に参加したりしているのだそうです。
子供達にとって、何かのきっかけになったのだとしたら、こんなに嬉しいことはありません。
2019年の年末にとても嬉しい出来事でした。
写真を掘り返して、コンサート当日、前日のリハーサルのことを思い出してました。
大石昌良くんは、大石昌良/オーイシマサヨシ、両方の名義での出演でした。
オーイシマサヨシ「オトモダチフィルム」では、子供達が50人くらいステージに上がって、オーイシくんと一緒に踊りました。
子供達の楽しそうな笑顔が今も目に焼き付いています。
中川奈美ちゃんと内田久美子バレエスクールの子供たちと一緒に歌ったメドレーのコーナーもとても素敵でした。
ダンサー竹内真紀ちゃんとピアノ扇谷研人の2人の「祈り」「復興」をテーマにした即興演奏&舞踊もすごかったー。
ありま三なこちゃんのライブペインティングは、午前中のコンサートから午後のコンサートにかけて、仕上げてくれました。
少し暗いイメージの絵から未来を感じる明るいイメージの絵に変わっていく様に、笑顔がこぼれました。
空くんの安定の歌声、その透明感は大空が見えましたね。
大石昌良&花れん&扇谷研人の「竹灯籠コーナー」では、それまで開催してきた「竹灯籠コンサート」の写真と、そして内田久美子バレエスクールの子供たちと一緒にお届けしました。
最後は、災害後に私がかいた「続く未来」を子供たちも一緒にみんなで歌いました。
竹内真紀ちゃんが段の上で未来に向けて踊っている姿はキラキラしていました。
アンコールの「おかえり」はフラダンスのみなさんもたくさん出演してくださり、客席含めた会場すべてがとてもピースフルな空気に包まれました。
コンサート当日の写真、前日リハーサルの写真をたくさんアップしてみます。
リハーサルでしか見せない出演者たちの表情、
子供達が向けるカメラだからこその表情をよかったら見てみてください。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!
そして、出演者の大石昌良くん、中川奈美ちゃん、遠藤百合ちゃん、空大樹くん、竹内真紀ちゃん、ありま三なこちゃん、扇谷研人さん、本当にありがとうございました!
スタッフとして関わってくださった多くの皆様、本当にありがとうございました!