珠城りょうさんが出演された、
朗読、バレエ、歌、アートムービーで描くジャコモ・プッチーニと妻エルヴィーラの愛の物語
「プッチーニの奏でた世界」
を観劇してきました。
朗読とバレエ、アートムービー、そして音楽の融合する舞台でした。
プッチーニの妻エルヴィーラを演じたたまちゃんがとても健気で美しかったです。
レッスンで練習した時は、「ここはどんなふうに見えるシーンなんだろうな?」と思いながらやってましたが、
実際にアートムービーや照明で、シンプルだけれど、広がっていく世界を見ることができました。
バレエダンサーの皆様の動きが美しすぎて、蝶の羽かと思いました。
ダンサーは体を使って空間に自由にお絵かきをする人たちだという認識をもっています。
重力を感じないその軽やかさ、指の先どころか毛の先までヒラヒラとたなびいているような柔らかな舞。
朗読とバレエを融合させることで、なんだか不思議な世界へ誘われました。
そしてこんなふうに気軽にバレエダンサーさんたちの踊りを見ることができてとても嬉しかったです。
なかなかバレエだけの公演を見にいくのは敷居が高くて、、、。
でも、こういう風に、シーンで使われると、物語に入り込んだままの状態でその美しい世界を見ることができました。
宮原浩暢さん(LE VELVETS)の愛と創作に純粋なプッチーニ役が好感が持てましたし、いいお声でした〜。
最後のお歌も本当に素晴らしく。身体中に染み渡りました。
その、苦悩するプッチーニと共に歩み支えた妻エルヴィーラの献身的な姿や、信じ抜く愛、時に自身を傷つけるものをしっかり拒絶する強さ、これらを表現するのに、たまちゃんの透明感や真っ直ぐさがとてもピッタリだと思いました。
名曲「ある晴れた日に」はこんなふうに出来上がったんだなあ。
素敵。
今回のたまちゃん。シンプルなお衣装にヘアメイク。
すらっと伸びた長い手足が、暗い照明の中でも際立ってて、すごく綺麗でした。
たまちゃんのまた新しい姿を見れた気がします。
終演後のたまちゃんと。
いいお顔です。
昨日今日の2日間だけの公演でしたが、不思議な世界に誘ってくれる贅沢な時間でした。
たまちゃん、お疲れ様でしたー!