今朝は伊吹幼稚園にお邪魔した後、市役所や商工会議所、愛媛新聞社など、「おかえりコンサート」でお世話になった皆様へご挨拶に伺いました。
それから、母校の明倫小学校へ。
平井校長先生はこの3月で退職されるので、お顔を見に伺いました。
笑顔の素敵な平井校長から、とっても素敵なお話を伺いました。
「笑う」という字。
古事記ではどのように表記されていたかご存知ですか?
なんと、
「咲う」
という字が使われていたそうです。
笑顔というのは、花が咲いたような、そんなパーっと明るい空気を周りに振りまいてくれます。
7世紀ごろの日本人は、そんな素敵な表現をしていたんだと知って、なんだか顔がほころんでしまいました。
そして、平井先生の笑顔がなんとも素敵すぎます。
先生がお抹茶をたててくださいました。
日本語をとても大切にされている平井校長先生。
ご自身の母校でもあられる明倫小学校で、校長先生として教員最後の時間を過ごされています。
素敵です。
退職される前にお会いできてよかったー!
そうそう。明倫小学校の職員室前廊下には、
「ありがとうの木 ポスト」があります。
誰かに何かしてもらったとき、嬉しいことを言ってもらった時などなど、その人に「ありがとう」を伝えるためのポストなんだそうです。
壁にはポストに入っていた、たくさんの「ありがとう」のメッセージが貼られていて、木になっていました。
うるっときてしまいました。
このポストは、宇和島の郵便局から頂いたんだそうです。
もともとは、「伊達秀宗さんへお手紙を書こう」という企画を持ち込まれた時に、郵便局が持ってきてくださったものだそう。
宇和島伊達博物館 伊達秀宗さま
って子供たちがお手紙を書いたんだそうですよ。
伊達秀宗さまは、仙台の伊達政宗さんのご長男です。
そして宇和島藩初代藩主でいらっしゃいます。
古の我らがお殿様に子供たちがお手紙を書くなんて。ロマンだわ。
宇和島の郵便局の粋な提案に、私感激してしまいました。
一体どなたの案なんだろう、こんな素敵な提案!
今日はいいものが観れたわ。